体力つくり

10月は体力づくり強化月間と言われているのをご存知ですか?

昭和39年のオリンピック東京大会を一つの契機として,同年12月に「国民の健康・体力増強対策について」が閣議決定されたことに始まります。この閣議決定において,政府は,全ての国民が日常生活を通して,積極的に健康・体力つくりの実践活動にいそしむことができるような諸条件の整備を目的とし,保健・栄養の改善,体育・スポーツ・レクリエーションの普及などについて重点的推進を図るとともに,趣旨の普及・徹底と実践的効果を高めるため広範な国民運動の推進を提唱しました。
この運動を推進する母体として,昭和40年3月に「体力つくり国民会議」が結成され,昭和44年度から毎年10月を「体力つくり強調月間」として提唱し,国民一般に健康・体力つくりを呼び掛けるなどの運動を展開しています。

体力向上のために必要なこと

適度な運動、質の良いバランスのとれた食事、十分な睡眠が必要です。散歩やストレッチなどの適度な運動は血行を良くしますし体力・身体抵抗力が正常に働きやすい身体の状態をつくります。週2~3回の頻度から始めてみるのがおすすめです。

体力がつく食べ物

エネルギー源になる「炭水化物」、炭水化物と脂肪を効率よくエネルギーに変えてくれる「ビタミンB群」、酸素の運搬に必要な「鉄分」しっかり摂ることです。

・炭水化物:ご飯、パン、うどん、さつま芋など
・ビタミンB群:豚肉、貝類、レバー、大豆、ブロッコリー、卵、ほうれん草など
・鉄分:あさり、秋刀魚、レバー、豆乳、小松菜など  

運動不足チェック

 日中は座ってることが多い
 休みの日は家でごろごろしている
 近くへ行くにも車やバスを使う
 マイカー通勤である
 1階分でも階段を避け、エスカレーターやエレベータを使う
 電車やバスでは、真っ先に座る
 炊事や掃除、洗濯など、家庭のことはあまりやらない
 スポーツに限らず、園芸や日曜大工など、身体を動かす趣味もない
 最近、運動らしい運動をしていない

チェックの数が多いほど、運動不足です。ひとつでも改善して、運動不足を解消しましょう。