白湯の効果
白湯の効果とは
白湯とは
お薬を飲む時などに白湯という言葉をよく耳にする事があると思いますが
そもそも白湯とはなんでしょうか?
答えは水以外の物は何も入れず
【水を1度沸騰させたお湯】の事です。
白湯の読み方は「さゆ」又は「しらゆ」と読みます。
白湯とお湯の違い
では、白湯とお湯の違いとはいったい何なのでしょうか。
その違いは、「沸騰しているかどうか」です。
白湯は水を沸騰させたもの。お湯は「水を40℃以上に温めたもの」を指します。
つまり、40℃以上に温めた水の総称を「お湯」と呼び、そのなかでも一度沸騰させたものを「白湯」と
呼ぶのです。
お湯は必ずしも沸騰させる必要はなく、水道水などを使う場合は不純物が含まれたままです。
一方で白湯は沸騰させることで、残留塩素やトリハロメタンなどの有害物質が取り除かれているという事です。
白湯の効果的な飲み方
朝・起きてすぐに白湯を飲む
もっとも良いと言われているのは起床時。寝ている間に冷えた胃腸を温め、消化機能が高くなり美容や健康に良い影響を与えます。
夜・寝る30分以上前に白湯を飲む
寝る前に白湯を飲むと体が温まりリラックス効果が期待できます。
また、内臓が温まり血行が良くなるので冷え性の改善にもつながり寝つきが良くなります。
しかし、いくら身体に良いからと飲みすぎてしまうと、むくみの原因になってしまう事があります。目安としては1日に700~800mlくらいを限度にしましょう。
白湯を飲むことで期待できる効果とは
健康に良いとされる白湯ですが、では一体どのような効果があるのでしょうか。
白湯には次のような効果が期待できるとされています。
・消化を助けてくれる
白湯を飲むことで、胃腸全体が温まり消化力が高くなります。その結果、食べたものがきちんとエネルギーに変わる為、健康的な身体になることが出来ます。
・便秘が解消される
水分をしっかり摂ることで便秘が解消されると考える方もいるかもしれませんが、水を飲むことで便を柔らかくすることは出来ても便秘が解消されるわけではありません。その点、白湯だと内臓を温めることができ、腸の運動が促進されるので消化力が高くなります。その結果、便秘解消につながっていくのです。
・基礎代謝の向上
白湯を飲む事で全身の血の巡りがよくなるので基礎代謝が上がると言われています。内臓の温度が1度上がると基礎代謝が10~12%上がります。基礎代謝が上がる事で脂肪が燃焼しやすくなり、痩せやすい身体になっていきます。
・デトックス、美肌効果
白湯には内臓を温めて動きを活性化させる効果がありますので、消化作用が促進され体内の老廃物が排出されやすくなりデトックス効果を得る事ができます。老廃物が排出される事で肝臓や腎臓の負担が軽減し、消化・排泄機能がさらに活発になります。また、代謝が上がる事で冷え性の改善や血行不良が改善され、肌のターンオーバーが正常化し健康だけでなく美肌にも効果が出てきます。
いかがでしたか?
白湯を飲むだけで、たくさんの効果があることが解りました。
12月に入り、寒さも増してきて体も冷えやすくなります。
今日から1日1回飲み物を白湯に変えてみませんか?