酷暑を乗り切ろう!

今年の夏(7〜9月)の気温は全国的に平年より高く、観測史上最も暑くなった昨年に匹敵する暑さとなる可能性があります。チベット高気圧と太平洋高気圧が上空で重なり合う“ダブル高気圧”で、35度以上の猛暑日が続いたり、地域によっては40度前後の酷暑になったりするおそれがあります。

猛暑によって引き起こされる可能性のある症状は、熱中症、熱疲労、横紋筋融解症、熱失神、熱けいれん、あせもとされています。

夏を快適に過ごす方法

●扇風機などで空気を循環させる・・・天井に向けて室内の熱気を拡散させると効果的です。空気が動くと涼しくかんじるので風の通り道を確保する。                 

●通気性の良い涼しい服装をする・・・衣服内に空気が通りやすい形の服を選ぶことが大切です。袖口や襟元が広めに開いた服やゆったりしたサイズ感の服を選ぶと、比較的涼しく感じるでしょう。

●保冷剤や冷たいタオル、クールリングなどで体を冷やす・・・保冷剤にタオルを巻き首回りにあてると、意外なほど汗が引きスーっとします。
わきの下、足の付け根にも効果あり。  

●日差しをよける・・・窓際やベランダに簾をかける。西日などの直射日光を遮ることで、室内の温度上昇を防ぐのに効果的。 外出時にはつばの広い帽子を着用したり、日傘をさしたりして日差しを遮りましょう。

 

 

 

●必要に応じてマスクを外す・・・気温、湿度の高い中でのマスク着用は要注意!マスクを着用している時は、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離を十分にとった上で、 適宜マスクをはずして休憩を!

 

 

夏バテをを乗り切る食べ物

夏に感じる「身体がだるい」「食欲が出ない」「疲れやすい」といった諸症状を夏バテと呼びます。夏バテの主な原因は自律神経の乱れといわれています。

夏場は暑い外気と室内の温度差、熱帯夜による睡眠不足、暑さによる食欲減退で引き起こされる栄養不足など、自律神経が乱れやすくなる原因が多々あります。

自律神経の乱れ以外にも、発汗によるビタミン、ミネラル、水分の不足や、冷たい飲み物の飲みすぎが原因で夏バテになることも・・・

夏バテ予防・夏バテ解消に効果的な栄養素といわれているのは

●ビタミンB群:エネルギー代謝を助け、疲労回復に役立ちます。  
食材例: 豚肉、レバー、卵、大豆製品、ナッツ

 

 

 

●ビタミンC:抗酸化作用があり、免疫力を高めます。
食材例: 柑橘類(オレンジ、レモン)、キウイ、ブロッコリー、ピーマン     

 

 

 

●カリウム:体内の水分バランスを調整し、むくみを予防します。      
食材例: バナナ、ほうれん草、トマト、アボカド

 

 

●マグネシウム:筋肉の機能をサポートし、疲労感を軽減します。

食材例: ナッツ、種子、ほうれん草、アボカド  

 

 

 

 

●タンパク質:体力を維持し、疲労回復を助けます。

食材例: 魚、鶏肉、豆腐、納豆、卵

 

 

 

これ以外にも様々な暑い夏を乗り切るアイテムなども使用し、しっかりとした水分、ミネラル補給、適切な服装、十分な休息をとる事そして熱中症の兆候を知る事でリスクを最小限に抑え健康的で楽しい夏を過ごしましょう♪