体温を上げて免疫アップをしよう

皆さんは、自分の平熱をしっていますか?日本人の平熱は36.8度と言われています。しかし、最近では「低体温」の人が増えていると言われています。体温が下がると免疫力が低下し、ウィルス等に感染しやすいと言われています。気温が低いと体温も下がりがちです。体温が低下すると基礎代謝が落ち、太りやすくなったり、免疫力が低下したりすると言われています。

 

体温を上げるメリット

・基礎代謝が上昇して太りにくくなる

基礎代謝量とは、快適な室内で、かつ早朝空腹時に安静にしている時の代謝量です。基礎代謝が高いと摂取した栄養素を効率よく利用できますが、反対に、基礎代謝が低下した体では栄養素を利用しづらく、カロリーを消費しづらくなってしまいます。つまり、基礎代謝が低いと1日の消費カロリーが減ってしまい、太りやすい状態だと言えます。

・血流が良くなることで肩こりが改善する

肩凝りやむくみの主な原因は血行障害です。体温が上がると血流が良くなり、肩凝りやむくみの改善が期待できます。

・睡眠の改善

体の中心部分の体温のことを深部体温と言い、深部体温が下がると眠気が生じます。体温が低いと深部体温が下がりにくく、寝つきが悪くなったり、快眠を妨げることがあります。夕方から体温を上げ、眠る前に深部体温を徐々に下げる体温調整をすることで、良質な睡眠を促進します。

体温を上げる方法

・食事で体温アップ             

体を温める食べ物は、冬が旬の野菜や地面の下で育つ野菜、黒・赤・オレンジ色の野菜です。 ショウガやかぼちゃ、れんこん、にんじんなどは体を温める食べ物に分類 されます。 そのため、温活をするなら冬が旬の野菜を摂取するようにしましょう。 血行を促進し、冷えを予防してくれます。また、たんぱく質は体温を上げるために最もエネルギーを消費する栄養素なのでたんぱく質を多く含む食材を摂取しましょう。

・運動で体温アップ          

体の熱産生の40%は筋肉が担っています。筋肉を収縮・弛緩させて動かすことで熱が発生し、その熱が筋肉によって全身に送り込まれ、体温上昇するのです。ウオーキングや筋力トレーニングなど体温を上げる運動を行えば免疫機能の働きが向上します。筋肉の約70%は下半身に集中しています。スクワットは下半身の筋肉を効率よく鍛えることができます。

 

・入浴で体温アップ                

体温を上げるもっとも簡単な方法は湯船につかることです。38~40℃のぬるめのお湯に10~20分ほど入り、体を芯から温めると効果的です。1日1回10分ほど湯船に浸かることで体温が約1℃上昇します。湯船につかることで下半身に水圧がかかり静脈やリンパ液が押し上げられ、むくみが改善します。それにより心臓に戻ってくる血液の量が増え、全身の血行がよくなります。半身浴よりも全身が肩までしっかり浸かる全身浴がおすすめです。

・白湯を飲んで体温アップ                 

朝に白湯を飲んでみましょう。胃腸などの内臓機能を温めることにより血の巡りがよくなり、内臓の温度が1℃上がります。飲む際には一気に飲むのではなく、ゆっくりと時間をかけて飲むことが大切です。

 

 

毎日取り入れて、免疫をアップしウィルス等に負けない体づくりを目指しましょう♪